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2010年 01月 18日
午前中に、古い掛け時計が持ち込まれました。 直径は、1mぐらいです。 詳しく調べていませんが、大正時代のSEIKO社製です。 昔は、SEIKOでなく、SEIKOSHAです。漢字ですと「精工舎」になります。 服部時計店(輸入時計販売)→精工舎(自社時計工場を設立・錦糸町)→腕時計部門が分離で第二精工舎設立→現在のセイコーインスツル 第二精工舎の諏訪工場が分離し、現在のセイコーエプソン 工場が亀戸にあり、操業を止めてからもしばらくそのままの状態の時に、訪れた事があります。石でできた、いかにも昔の工場だったのを覚えています。壊すのがもったいないぐらいの建物でした。亀戸の工場跡地は、「サンストリート亀戸」というショッピングモールになっています。 これは、時計の裏側の写真です。 昭和34年に、うちの店で分解掃除をしたという証です。(今でも、修理をすると貼っています) おそらく、もっとたくさん貼ってあったのですが、誰かが剥がしてしまったようで、残ったのはこの一枚。 これも誰かが、これ以上、剥がれないように、保護の意味でテープを貼ってあります。私たちからすれば、この修理の証も大事なんですよ。 大正時代にこれだけの大きな時計を買えて、さらに、空襲から生き延びるなんて、奇跡までとはいえませんが、大変、めずらしいです。あえて、言うならば、空襲を受けないような所に、お住まいの方が、大きな時計を購入なんて、当時としては、昭和30年代にテレビを購入以上のことですから。 お客様・・・・・・「もう、いらない」と言って、「処分してくれ」とでも言ってくれないかしら? でも、直るのかな?
by sendaiyeg
| 2010-01-18 18:13
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